昔はカレーサイトだったんです。
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【6/16-17】このローストビーフは俺んだ
【6/16】

昼:つけ麺@大勝軒
夜:鮭の塩焼き、味噌汁

・ローマ書を読んだりしてた。相変わらずパウロの文章はヘタクソで何を言ってるのかよく分からない。


【6/17】

昼:ベーコンエッグ丼、味噌汁
夜:ローストビーフとかフォアグラ丼とか

・年に一度の人のカネで腹がはちきれるまでホテルのローストビーフを食べられる日、こと、太宰賞受賞パーティーに行ってきた。この手のパーティーに私のような木っ端作家を読んで貰える理由はよく分からないのだけど(枯れ木も山の賑わい的なサムシングだろうか)、ともあれ、私は東京會舘のローストビーフが大好きなので、ただただ嬉しいのである。初めて行った時などは政治家に頭を下げて食い残しのローストビーフを恵んでもらった程であった。政治家に頭を下げるのはあれが最初で最後にしたい。

・しかし、今日は朝から腹の具合が悪かった。本来ならローストビーフを赤ワインで流し込みたいのだが、そこは諦めることにする。アルコールはちょっとね……。また、このパーティーでは他にも種々様々なお素晴らしい料理が並ぶのだが、それらも大抵諦めてローストビーフをメインにしつつ、お腹に優しくセーブした分量で頂くことにした。もう人の奢りだからといって常に吐くまで食ってたあの頃の自分はいないのですよ。

・政治家に頭を下げて残飯を恵んでもらうとか、人の奢りだからといって吐くまで食っていたとか、かつての自分のいじきたなさ、はしたなさを暴露するために日記を書いているわけではない。

・というわけで、ローストビーフだ。相変わらず長ったらしい…………と言っては失礼だな、むしろこれが本来の目的なのだから、ええと、荘重で重厚な太宰賞受賞式典が終わるやいなや、私は直ちにローストビーフへ駆けつけた。既に幾名かが群がっている。この場にいるのは大体編集者か作家か政治家なので、おい、お前ら日頃から良いもん食ってるんだろうが、ここはこのクソ貧乏人の俺に譲って、なんかもっとカレーとかそういうの食べてやがれ、と心の底で思ったりするのだが、さすがにそこはハイソな方々であるから、私がちょっと横入りとかしても、いや、横入りしたわけじゃないんだけど、いかんせん最初のことであるから、列が確定してなくて、私がいた位置とは違う場所に行列が生まれて私が取り残されたのだけれど、私がフォークをギュッと握りしめて、ローストビーフを食べる意志を全力でアピールしていると、ハイソなおじさまたちが「どうぞ」とにっこり笑いながら列に入れてくれて、ああ、やっぱりカネのある人は余裕があるなあ、と思ったりしたのであった。

・さあ、ここからはどこまで意地汚くなれるかが勝負だ。とりあえずはジャブだ。「3皿分くらいガバっと入れて下さい」とホテルのシェフに注文してみる。本来なら「5皿分くらい〜」と言いたいところだが、私のいじきたなさ、はしたなさを以ってしてもやはり3が限度か……。頑張って4。5はちょっと無理だ……。相手もさすがにプロだから、笑顔で「かしこまりました」と言って黙々と皿にローストビーフを満たしてくれる。うひょおお、うめえええ。

・とりあえず3皿分を食べたので、もう一度列に並ぶ。二回目か……。二回目となると難易度も高い。全盛期の私(10年程前)ならまだまだ楽勝であったろうが私も歳を取った。やや遠慮がちにシェフに告げる。「あのぅ……すいません、もいちど、3皿分くらいガバッとお願い出来ますか……」「いいですよ!」。私の申し訳無さそうな、気恥ずかしそうな素振りに対応してくれたのだろうか、先程よりも笑顔を輝かせてローストビーフを盛りつけてくれた。うめえぇぇ。

・今日はまだローストビーフに余裕があったみたいで(いつも早々になくなる)、行こうと思えば3回目もいけた。私の恥じらい的にも3回目まではギリギリ可能だったが、ちょっとお腹の調子がアレだったこともあって、このへんで自重。同じ席を囲んでいたハイソなおばちゃま方と一緒にフォアグラ丼を食べたりして終了。フォアグラってなんか、そんな無理して食わなくてもいいな、ってさすがに最近思えるようになってきた。昔は、「フォ、フォアグラ……!」って感じで、その名前だけでとりあえず食ってしまってたのだけど。いやまあ、今日も「フォ、フォアグラ……!」と思って食ったわけですけど。

・ローストビーフと寿司が大体すぐになくなるので、今回は寿司をキレイさっぱり捨ててローストビーフ一点集中したのだけれど、いやあ、やっぱりローストビーフは美味しいなぁ……。赤ワインの代わりにカモミールティーを飲みながら肉を喰らってたのだけれど、この組み合わせも……なかなか……。

・太宰賞授賞式に行ったというのにローストビーフのことしか書いてないのは明らかに人として間違っているし、そもそも筑摩書房的にも、列席者が口コミなどで受賞作品のことを広めてくれることを目的としてローストビーフを振舞っているのだろうから、タダ飯だけでくらって、「授賞式? ああ、うん、長かったね」とかだけ書くのはあまりにパンクに過ぎる。なので、受賞作品にも触れておくと、「さようなら、オレンジ」は選者の講評を聞く限りではなかなか面白そうではあった。もうちょっとタイトルもグッと来るものにすればいいのになあ、と思うんだけど、純文学のタイトルってこんな感じなのだろうか、よく分かんね。

・とまれ、この作品では言語が焦点になっているらしい。哲学界隈ではよく言われるのだが、人間の思考というものは言語によって規定されるのだとか。例えば抽象的な思考をしようとしても、当該の概念がその言語になければ、その思考は行い得ない、というか、まず行おうという気になれないわけで、アバウトに言うとその辺りだと思う。実際はそんな簡単な話ではないんだろうけど、この辺、いかんせん感覚的に実感することができないので、言われてみると「そういうこともあるんだろうなあ」とは思いながらも、よく分からんよね。なので、その辺の感覚を文学的に表現しているというのであれば、これはなかなか興味深い作品だと思う。関心が持てる。

・ふー、これでローストビーフ分は働いたかな。ふーっ。


 ***

・ちょっと話は変わってWizOnのおはなし。今回のロットハーディでは欲しいアイテムもとりあえず手に入ったし、またしてもペースを落とそうと思う。最近忙しいんだよなあ……。仕事がたくさんあるのは良いことなんだけど。毎日1回火クエをやって、後は誘われたらちょろちょろっと、という感じでいっかな。経験値もそれほど頑張って稼がなきゃという感じでもないし。

・そういえば安息のペンダントとスタラグマイトを手に入れたんだけど、これを+7まで叩かなきゃなあ。先日のフリクションアックスが売れたおかげで現ナマはあるんだけれど、ど、どうですかね、yukinobuさん……チラッ、チラッ。

| 日記 | 13:53 | comments(6) | trackbacks(1) | このページのトップへ
全部美味しそうですね。。
| 吉野@自然治癒力 | 2013/06/18 9:48 PM |
言語が焦点の作品といえば、
最近読んだ筒井康隆の「残像に口紅を」は使える文字が一つずつ消えて、
その文字で表せないものも世界から消えるって話しでしたが、
その中で主人公が文学賞に出席する場面でこんなセリフがありました。
「賞なんてどうでもいいのです。ここにいる人みな、
自分の用事で来ているか、ただで飲み食いしに来ているかでしょう。」

どうやらそんなもんなのか?
| kk | 2013/06/18 10:05 PM |
「うんこは苦い」から「ローストビーフうめえ」の
ギャップに眩暈がしました。フォアグラ丼食べてえなあ。

「残像に口紅を」の話は、聴くたびに海藤を思い出し
冨樫先生はホントに筒井康隆好きだよなー、と実感しますね
レベルEなんて主人公の名前だもんな
| taka | 2013/06/19 10:00 AM |
受賞作に触れてくれたので、来年もお招きいたします。
| ろれるり | 2013/06/19 10:21 AM |
うまいローストビーフは本当に別格ですよね
1000〜2000円のホテルバイキングで出てくる奴なんか
パサパサでガッカリするもんなぁ

フォアグラもモノ(&調理方法や組み合わせ)によると思うので、
そのパーティのフォアグラ丼はローストビーフより劣るのかも。

単に年取って、脂っこいのよりアッサリ目のほうが好みになって
きてるのかもしれませんが…(でもまだ33歳なんですよねー)
| yan | 2013/06/19 2:16 PM |
言語に限らず、インスピレーションとか、閃きと呼ばれる新しい概念は表現するのに訓練が必要ですよね。文章でも絵でも。
すぐに消えてなくなるので。

逆に言うと表現できるものだけがとどまるのか。
| しかげ | 2013/06/20 12:07 PM |
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お前ら、これを見ても「つけ麺」はあまり好きじゃないとか抜かすの? あぁん?
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2013/07/20(土) 03:25:41.90 ID:dkhug23J0 ?2BP(2828)有名店「六厘舎」のつけ麺。濃厚でうんめえ!
| 【2chまとめ】ニュース速報嫌儲板 | 2013/07/20 12:02 PM |